Q.日本リボン刺しゅう協会のレッスンを受講したきっかけや目的は何ですか?
A.井上ちぐさ先生のお教室、アトリエクレアに2014年頃より通っておりました。 カルトナージュコースにいたのですが、ちぐさ先生のフランス刺しゅうやリボン刺しゅうをあしらった作品が特に好きで、カルトナージュだけでなく刺しゅうも並行して学んできました。 途中、子どもの受験などでお休みをいただきつつも、カルトナージュコースは上級を終え、ディプロマをいただきました。 コロナが落ち着いてきた2022年より、カルトナージュコースのお教室を自宅で開講いたしました。
一方、リボン刺しゅうはアトリエクレアでも教えていただことがあったので、最初は協会のコースまで受講しなくても良いかとそのままにしていたのですが、 第一期、第二期と講師さんが活躍されている様子をみて、刺しゅうやリボン刺しゅうの講師になることが昔からの夢だったことを思い出し、すぐにでもやるべきと思って申込みました。
Q.講座を受けてよかったことはありますか?
A.リボン刺しゅうを基礎のステッチからやり直すことで、技術が向上しました。 認定講師の先生の対面レッスンで、実際にお手元を確認しながら、また自分の手元を見ていただきながらレッスンをすすめられたのが良かったです。
またインスタグラムなどで沢山の受講生さんや講師さんとつながり、素敵な作品を見る機会が増えたことで、ステッチに対する目がどんどん肥えてきて、あの先生みたいに上手に刺せないのは何故かしら?と飽くなき探究をするようになりました。
そのことがさらなる上達につながったと思っています。
協会に入って嬉しかったのは、講師の方々とのつながりができたことです。インスタグラム上の交流だけではなく、協会で行われている講師さん主催のワークショップにポツポツ参加しているうちに、自然とお知り合いが増えていきました。
素敵な方ばかりでいつも刺激を受けますし、楽しく優しい方が多くて、青春を取り戻したかのような楽しさもあります。
この年になってできた「仲間」とのご縁を、ずっと大切にしたいと思っています。
Q.認定講師の活動で印象に残っていることや、変化したことを教えてください。
A.自分の環境もマインドも大きく変わりました。 一つは、自分の実績を作れたことです。2023年7月、協会で大きなイベントがあり、そこでリボン刺しゅうとカルトナージュを組み合わせたオリジナル作品のワークショップを開くことに成功しました。 これは大きな自信になりました。
資格を取ってすぐに大きなワークショップを実現できたのは、ちぐさ先生の後押しと講師仲間の皆さまのご協力があってのことでした。
そうした経験が自信につながり、オリジナル作品を考えるエネルギーとなっています。
この秋からは自分のお教室で認定講師講座が始まりました。自分に起きた「魔法」が、自分の生徒様にも起こるように、真心を込めてレッスンしていきたいと思っています。 一年前の自分からは想像ができなかった自分がいる、と感じています。協会に入ったことで沢山の方々とのご縁に恵まれ、大きく成長できたことを心から感謝しています。
Q.これからの夢や目標はありますか。
A.お教室をもう少し大きくすることです。
生徒様に自分の技術を伝えたり、リボン刺しゅうを楽しんでいただくために、レッスンの工夫を重ねていきたいです。
どんなことが自分に求められてられているのかを見極め、生徒様の気持ちに寄り添いながら、皆さまに愛されるサロンにしたいと思っています。
そして来年も再来年も「昨年の自分とは違う自分」と思えるほどに、講師としても人としても成長していきたいです。
Q.日本リボン刺しゅう協会にメッセージがあればお願いします♪
A.大好きなリボン刺しゅうを1人で楽しむだけでなく、より多くの方と楽しむことで、毎日が豊かになりました。 また、自分の夢を追いかけることをすっかり忘れていた私に、夢を持っていいんだ、と気付かせていただきました。
心より感謝申しあげます。
私と同じように、協会を通して人生を豊かにしていく方がどんどん増えていきますよう願っております。
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