Q.日本リボン刺しゅう協会のレッスンを受講したきっかけや目的は何ですか?
A.とにかく美しいものや写真が大好きで、何年も前にPinterestと言う画像保存アプリに出会ってからは、お気に入りの写真をストックして眺めてはうっとりする日々を過ごしていました。
気がつけばいつも、ちぐさ先生のリボン刺しゅう作品ばかりを集め、今もそれは私自身の心の拠り所となっています。
娘が体調を崩した頃、何かそばで楽しめるものはないかと思い探して出会ったのが『かわいい刺しゅう』(出版:デアゴスティーニ)でした。
ちぐさ先生が担当される号があることを、ブログで存じ上げていましたので、とにかく作りたい一心で、定期購読を始めました。
その後はコロナ禍で、さらに私の手仕事への想いはヒートアップし、ちぐさ先生の作品づくりが学べることを登録していたメルマガで知ったこともあって、まずは協会の説明会に参加してみました。
私は認定講師育成のための講座を1年かけて受講しましたが、当初は自宅サロンを開こうとは考えてもいなくて、リボン刺しゅうをできることにただただ喜びを覚え、心の中にぽっと何かときめくものが息吹きだした感覚を得ました。
受講した当初の目的は、まずはリボン刺しゅうとはどのようなものか、その技術を学ぶことでしたが、あれから数年経った今は、ちぐさ先生が創造されるような美しい作品や世界観を、自らの手で生み出したいと、変化してきている気がいたします。
Q.講座を受けてよかったことはありますか?
A.元々お針仕事が好きでしたので、課題キットが手元に届き作品を一つひとつ仕上げ、それらをじっくり愛でること自体が嬉しくて、これまで以上に日々の暮らしにときめき、張り合いが持てました。Q.認定講師の活動で印象に残っていることや、変化したことを教えてください。
A.先ずは、先生方同士のコミュニケーションが活発で、お互いが生み出す作品の素敵さを共有したり、生徒さまの制作過程から完成まで見守り喜び合える姿があらゆる場面で見受けられたりと、前向きな一人ひとりの輝きに胸を打たれるものを感じています。
私自身は2022年の11月に自宅サロンをオープンしたばかりですが、作品を目にしてくださる方々に「このような素敵な世界があることを身近に感じられて幸せです。」と仰っていただくことが多くなりました。
またオンラインレッスンにて協会メニューをご受講頂いている生徒さまには、私自身の手元をご覧頂きながらサポートしていますが、「先生のおかげで分かりやすく、モチベーションも保つことができて頑張れます!」とお気持ちを聞かせていただいております。
あらゆることが私自身の講師活動の励みになっています。
Q.これからの夢や目標はありますか。
A.リボン刺しゅうとの出会いの場と楽しみを、先ずは地元いわき市の方へは自宅サロンでのレッスンやワークショップイベントなどを通してお伝えしていきます。全国の方々と繋がれるオンラインレッスンでも広めてまいります。
また心豊かな作品づくりのために、私個人としては様々な表現方法を学び続けたいです。
私自身が子育てをしながら自宅からでも通える程よい距離の、ホームデコレーションを学べる手仕事教室を地元では探すことが出来なかったので、これからは首都圏へ足を運ばなくても、地方でもそれと同等の楽しみを味わえる教室づくりをしていくのが直近の目標です。
子育て世代のママにも、また仕事をしながら自分時間を楽しんだり資格取得を目指す方へも、働く世代を終えいよいよ趣味の時間を満喫されたいと思う方へも、個々のベストなタイミングで通い続けられるモノづくりサロンを展開していきます。
いつかは私自身のサポートなしに、手仕事道具を持ち寄って、他愛もない話に花を咲かせなが思い思いに作りたいものを自由に楽しみ、喜びを分かち合える場所となるような、笑顔の絶えない自宅サロンにしていきたいです。
Q.日本リボン刺しゅう協会にメッセージがあればお願いします♪
A.ちぐさ先生に出会い、また全国からリボン刺しゅうを求めて集い楽しむ仲間にめぐり逢い、人生後半の夢や目標が私は明確になりました。Copyright © JAPAN RIBBON EMBROIDERY ASSOCIATION.